KonaSearch

KonaSearch diagram

KonaSearchは、Salesforceのあらゆるデータのほか、関連する様々なデータソースもコネクター経由で検索できます。データソースが複数ある場合、データキュレーションを自動化し、単一の検索インデックスに展開することで、求める情報を即座に引き出します。 Salesforceの全てに高速アクセス 添付ファイルなどお瞬時に全文検索 外部ストレージ、データソースも一元的に閲覧。 権限を継承するセキュアな閲覧 フィルターやファセットに対する対話的な絞り込み ユーザーダッシュボードを容易に作成

マッチング アプリケーション

Salesforce等のシステムに蓄積された情報を、多角的な要素に基づいて瞬時に絞り込むことができます。その応用分野として、様々な局面においてマッチング アプリケーションとして活用されています。

  • 受注した注文内容に応じ、必要な商品を検索し出荷する
  • 顧客からの質問に素早く応対し、最適な答えを検索し回答する
  • 求人情報に最適な人材を探し出す
  • 同じ名前の複数のコンタクト情報から、求める顧客のアカウントを特定する
  • 既存の提案資料集から適切なスライドを抽出し、提案資料を自動生成する

これらマッチング機能を効果的に運用するためには、関連する多角的なデータの収集し、求める属性に基づいた絞り込みが必要となります。Salesforceのデータモデルのほか、あらゆる文脈を最大限に活用し、効果的な検索を実現するとともに、ビジネスニーズに合わせたマッチング画面を構築できます。

インテリジェントな検索

例えば、取引先を「ソニー」と検索しても、「ソニー」という文字列を含むすべての検索結果を直ちに得ることはできません。また、求める取引先かどのレコードなのか、検索結果を1件1件調べるとなると厄介です。 ら検索結果を瞬時に取得し、フィルターやファセットで絞り込むことで、求める取引先を直ちに特定できます。検索ユーザーの担当テリトリー、得意先、役職、今のタスク、権限といったありとあらゆる文脈を活用して検索結果を絞り込むこともできます。また、参照関係、外部結合、親子リレーション、階層関係といったSalesforceのデータモデルも活用します。一方、他の検索エンジンは、検索ユーザーが誰なのかを把握せず、オブジェクトをフラットファイルとして処理するためオブジェクト間の関連性を考慮しません。

あらゆるデータを検索

KonaSearchであれば初回の検索で求める回答を得られます。外部ソースに情報がある場合でも、Salesforceを離れてその外部ソースに行く必要はありません。また、ソース毎に個別に検索し結果を別々に表示する形式ではなく、クラウドおよびオンプレミス上のすべてのコンテンツを一元的に検索し、ミリ秒単位で1つの結果として表示する、真の統合検索を実現しています。

Sales Cloud、Service Cloud、Community Cloud、Platform Cloudの各アプリケーションの全オブジェクトを対象に全フィールドに対し検索を行えます。検索対象として、あらゆるサイズのあらゆる添付・Chatter・記事・ドキュメント・画像テキスト(ファックス、OCR)が含まれます。外部ソースは、コネクター経由でローカルファイル、Webページ・SharePoint・Box・Google Drive等を検索できます。

信頼性の高いセキュリティと権限設定

独自のパーミッションアーキテクチャを実装することにより、Salesforceのお客様が信頼できるセキュアな環境を確保しています。正確性・信頼性・一貫性のある検索を実現するため、フォールトトレランスで冗長なインフラストラクチャを採用しています。また、Fortune 500企業のお客様にとって必須要件となる広範囲にわたる企業監査、業務監査、InfoSec監査を実施しています。

権限設定

ユーザーがで検索する際、ユーザーのIDがクエリと共にKonaのサーバーへ送信されます。これにより、インデックスされたコンテンツのうち、そのユーザーへの表示が許可されているものだけを結果として返します。要件によっては、特定のユーザーのために異なった複数のIDを使い分けることもできます。例えば、アイデンティティ管理(Ping Identity・Active Directory・Salesforce Identityなど)への対応、共通メールアドレスなどを用いた情報共有などが柔軟に行えます。

外部ソースを検索する際、アクセス制御リスト(ACL)を用いて IDと検索結果を比較することにより、そのユーザーに許可されている結果だけを表示することができます。パーミッションモデルに基づくインデックスを作成し、ACLの内容を権限設定に展開することで、ユーザーに許可されている結果だけを表示します。

応用

Salesforceへの移行をスムーズに

既存システムからの移行の際、すべてのデータをコネクター経由でKonaSearchにインデックスしておけば、面倒なデータ移行を最小限に止め、Salesforceを今すぐ始められます。データがどのシステムにあろうと一括して検索でき、結果を関連性の高い順番で直ちに表示します。

カスタムポータルからの検索: KonaSearch API

Salesforce Cloudでは実装しにくいポータルのカスタマイズに応えるため、カスタムポータルからSalesforce(ライセンスを介して)や外部データソースへアクセスし、検索結果を表示するAPIも提供しています。KonaSearch APIは様々なソースのデータを表示する前に、ユーザー権限の確認を行えます。

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